今回は私の失敗した体験を元に書かせていただきます。
私はカーポートは「単に車を停める場所に付けるもの」という発想しかなかったため、後悔することとなりました。
これからカーポートをつけようと思われている方、まだ間に合います。
一戸建てを検討されている方、カーポートは車を停めるだけの場所ではありません。活用方法を十分考えてみてください。
目次
カーポートを選ぶ際に絶対に忘れてはならないこと
カーポートは当然、車用の屋根ですが、利用はそれだけでいいのかということをよく考えてください。
具体的には、自転車の存在です。
戸建てを検討している方の多くは自転車を持っている、または買う予定がある方がかなりいらっしゃると思います。
とくに、子供がいるご家庭ならば、子供用の自転車は必ずあるでしょう。
問題は、自転車をどこに片付けるかです。これは頭の痛い問題です。
雨風にさらすのは嫌ですよね。かといって、玄関の中に入れることもできない。必ずみんな悩むのです。
詳しくはこちらを参考にしてください。
そこで、活躍するのがカーポートです。
カーポートは外で唯一屋根がある場所であり、自転車置き場に最適なのです。
一戸建てに理想のカーポートとは?
自転車置き場まで兼用できるカーポートが理想です。
ずばり、大きいサイズのカーポートを選んでください。
もちろん、料金は割高になりますが、その分、十分に活躍してくれます。
カーポートの具体的な選び方
大きいサイズのカーポートといわれてもピンとこないかも知れません。
そこで具体的な選び方を書いておきます。(超簡単です)
①駐車場が複数台横置きできるのか?縦列か?
駐車場のスペースが、例えば車を何台か横に置けるのかという問題です。
例えば、車を1台持っていて、もう一台分横にスペースを取れる場合は、カーポートも2台横並び用のものを選ぶのがベストです。
車を1台持っていて駐車場のスペースは縦列に2台分ある場合は縦2台分のカーポートを選ぶのが理想です。
敷地的に2台分のスペースが厳しければ、1.5台分程度のサイズや駐輪スペースを想定したサイズのカーポートもありますので大丈夫です。
必ず大き目のサイズを選んだほうがよいという事だけは考えてください。
②カーポートの形
片流れと呼ばれ、脚が左右のどちらか一方についているものと、左右どちらも脚がついているタイプがあります。
横に広いサイズを選べば、左右に脚がついているタイプになるでしょう。
また、それぞれ、屋根のデザインもまっすぐであったり、丸みを帯びていたりとさまざまですが、これはお好みで。
カーポートの活用法
自転車置き場に使えることは書きましたが、他にもあります。
例えば、子供が遊ぶスペースにもなります。
小雨程度であれば、縄跳びくらいは十分できます。
建売の場合カーポート選びは特に注意
建売の場合は特に注意してください。
建売住宅では家の外は建物の完成後、自分で考えるのが一般的です。
すぐに、取り付けずにしばらく生活してみてから、何を外において、屋根が必要かを考えてみてから取り付けたほうがよいでしょう。
注文住宅であれば、その辺りまで、慣れた担当がアドバイスをしてくれる場合が多いようですが、建売の場合は、カーポートは、依頼した業者が、頼まれたとおりに設置するだけです。
本当に車を置くだけのスペースでよいのか、自転車も置きたいのかなど十分検討してから注文しましょう。
さらに縦列の場合、カーポートを付ける位置は駐車場の前のほうにするのか、後ろのほうにするのかなど細かい事まで考えておくほうがよいでしょう。
いかがでしょうか。
カーポートは一度設置してしまうと、やり直しが効きません。
注文する前に、敷地の形と、駐車以外の活用方法を十分考えてから業者さんの選定に入ってください。