建売住宅の内装~洗面所、浴室

一般に安いとされる建売住宅。コストを下げるためにさまざまな「工夫」がされています。今回は建売住宅の洗面所と浴室に注目してみたいと思います。

洗面所

まずは洗面所です。建売住宅の洗面所はどうなのでしょうか。

設置場所は?

まず洗面所の設置場所ですが、我が家は浴室へつながる脱衣所と同じスペースに配置してあります。洗濯機もここに置くことになります。我が家に限らず、注文住宅でもこの配置が一般的であり、圧倒的多数を占めています。場所的な不便は全く感じません。

洗面台の大きさは?

我が家の場合は間口の広さは700mm  奥行400mm  高さ1900mmです。スペースに応じて広さ600mmというサイズが採用される場合もあります。建売ではこの二つのサイズが多いかと思いますが、間口が900mmのパターンもあります。もちろん、広い方がいいとは思いますが、特に不便を感じたことはありません。

洗面台のランクは?

これは率直に言うと我が家のものは、かなり低いランクのものです。市場価格で4万円程度です。シャワー部分はプラスチック製で、伸び縮をするタイプです。ランクが高いものになれば、素材が金属のものも多いです。洗面化粧台タイプのものでは鏡面も大切です。鏡表面には曇りにくくする加工がしてあります。これは、ランクに関わらず、一般的と言えるのではないでしょうか。

洗面所の総括

建売の場合、洗面所にデザイン性や広さは期待しない方が良いでしょう。コストを落とすためにランクが低いものを設置している場合が多いでしょう。ただ、実際使っていて不便は何一つありません。デザイン性よりコストということでここは割り切ってください。同じ観点でキッチンを見た場合はこちらをご覧下さい。

浴室

 我が家の浴室ですが浴槽は、保温性が高いもので、冬などお湯は冷めにくいと思います。今の家に引っ越す前はマンションで暮らしていましたが、その時の浴槽は保温性はありませんでしたので、機能としては満足しています。次に、床ですが、汚れが付きにくい素材となっています。同じく壁も汚れやカビを防ぐ素材となっています。浴室は当然、湿気が多い場所ですので、カビを寄せ付けない素材というのは最低条件として考えるべきです。注文住宅であれ、建売であれ、これらは標準的なランクですが、購入を検討される際は、念のため、浴室はよく見ておいてください。また、プラスの要素として浴室乾燥などの設備がついているものも時々見かけます。

まとめ

建売においては洗面台はかなり低いランクのものが採用されているケースが多いようです。浴室は一般的なランクといった感じです。どちらも使用には不便はありません。本ブログで何度かお伝えしてきましたが、建売を検討する際ははコストとのバランスを考えるべきです。

今回の例で言えば、洗面所ははっきりと割り切るところ、浴室は注文住宅でも採用されているランクのものですので、デザイン、機能ともに、満足いくものと言えるのではないでしょうか。

皆様がよいマイホームと出会われることをお祈りしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする