庭の雑草対策を考える。草取り道具から熱湯まで

庭の草取りは正直言って面倒臭い!悩みの種です。かと言って、放置すると、ものすごいスピードで草は増えるし、伸びていきます。

毎年、昨年は無かったよなーと思うような新人さんも我が家の庭で成長されていますし…

何とか草取りをうまくやる方法を毎年考えていますので、参考にして頂ければ幸いです。

草取りに対する考え方

草は根っこから取った方が良いことは分かりきっています。しかし、そこまで細かい事を言いだしたら、ただでさえ面倒な作業がさらに嫌になります。ですので、考え方としては、「できるかぎり」根っこからという気持ちで望んでください。プチっと茎から切れた場合もOKです。その場合、根っこが強いことも予想されますので、いちいち掘るよりも次々と作業を進めていったほうが効率的です。特に、小さい子供に手伝わせる場合は、細かいことは言わずに、ガンガン行ってください。

オススメの草取りグッズと順序

道具でかなり効率と効果が変わってきます。基本は根っこから取りたいので、シャベルやスコップを使って根のあたりを掘ってから取るこれが基本です。100均のもので取りあえずは十分でしょう。

草がまばらに生えている場合は、その場所その場所で、掘るしかありませんが、一面に生えている場合は、まず、大きいスコップで全体を掘ります。それから、草を抜き始めるのが効率的です。

 

私が試した雑草対策

 

一つずつ振り返ってみたいと思います。

①草を取らずに埋めてしまう

これは完全に失敗でした。草を取らずに生えているところを片っ端からスコップで掘って埋め戻すという作戦です。見た目は草が消えますが、土の中で草は生きていますので、また、確実に生えてきます。強いていえは、掘った時に根を傷つけていますので、枯れるものも一部はあったと思います。

②熱湯をかける

そのままの方法です。お湯を沸かして、沸騰させたら草にかける方法です。熱湯がかかった部分は枯れてしまいますので一応効果はあります。しかし、土から出ている部分には効果がありますが、土の中の根にはほとんど熱湯は届きません。よほど大量に熱湯をかければ別ですが、土を通る時点で、温度は急速に下がっていて、高温のままで根まで届かないのです。

もっと致命的な事があります。お湯を沸かして、庭まで運んで…という作業をするくらいなら、草を取った方がはるかに速いのです。手間を考えても全くオススメできません。

 

③防草シート

これは効果があります。「そもそも防草シートって何?」という方に少しだけ説明を入れると、光を完全に遮断して、草の成長を完全に止めてしまうというものです。我が家は、家の裏の通路に防犯砂利を敷いているのですが、その下に防草シートを敷いています。10年近く敷いていますが、草はほとんど生えていません。(中には強者がいて、防草シートを突き破って出てくるものがいます)庭一面に敷く方はいないと思いますが、買うときには、敷く場所の面積を間違えないようにしてください。

 

④除草剤

これも、説明不要かと思います。実は、庭に除草剤を使うことには抵抗もあり、私もまだ使っていませんので、偉そうには言えませんが、成分的に安全性が高いものは土の中に長く、除草成分が残らない設計になっています。使い方さえ間違えなければ、極めて安全なものと言えそうですね。私も、何度取っても強い根が生えてきて、早く強く育つ雑草に限定的に使う予定です。

 

体への負担も考えておきましょう

草取りは、かがんでしなければならないため、腰への負担が大きいです。草取りに限らず、家のメンテナンスは肉体労働がつきものですので、腰のサポーターを一つ準備しておくと良いでしょう。驚くほど、負担が違いますよ。

私は草取り、大掃除、大掛かりな片付けのときはこれを使っています。

 

結論

雑草対策は、雑草の生える場所によって考えてください。

まず、普段使わないような場所は防草シートで草自体を生えなくしてしまう。ある特定の場所で、しぶとく生えてくる強い草には除草剤を使う。それ以外の場所は諦めて、草取りをしましょう。

庭に出たときにちょこちょこやれば、意外と終わってしまうものです。

また、草取りを意識すれば、庭でのちょっとした事件に気づくことも有るかもしれません。

草取りをはじめ、庭は日々のメンテナンスが必要ということです…と自分に言い聞かせています。

 

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