建売を買う際に注意していただきたいポイントに駐車場の広さがあります。
これは意外と見落としがち。絶対に注意してください。
目次
駐車場の広さは必ず確認する
建売を見に行くタイミングにもよりますが、駐車場のスペースは決まっているはずですので、必ず、車で行って、実際に駐車してみて広さを確認してください。
隣とのフェンスなどは工事の最後の方に取り付けられるため、見学した段階でまだ付いていないかもしれません。
フェンスが付く事も想定した上で、広さを確認するようにしましょう。
駐車場のスペースでチェックするべき項目
- きちんと駐車する事ができるか
- ドアの開閉に十分なスペースがあるか
- 車を大きいものに買い換えた時も十分なスペースがあるか
- カーポートは付ける事ができるか
主に上の4つくらいを確認しておけば十分だと思います。
車は買い替えの時が必ず来ますので、3は意識しておいたほうが良いでしょう。
また、戸建に住めばカーポートは付けたくなります。絶対ではありませんが、カーポートの柱がきちんと立って、ドアの開閉に問題ない程度のスペースは欲しいですね。
なぜ建売を買った後に駐車場が狭いという問題が起こるのか
普通は家を見に行く時は、今の自宅からよほど近いところでもない限り、家族と車で行くのが一般的です。
しかし、建売を買った後に、駐車場が狭くて困るという問題は、結構多いのです。
これは、見学に行く時のシチュエーションが大きく影響しているのです。
建売は普通、何区画か同時に経ちます。例えばA物件、B物件、C物件と3区画建築中であったとしましょう。
見学に行くと、今、C物件は外溝の工事中で、A物件に車を停めて家の中を見ることが意外と多いのです。
そこでC物件の場所を気にいって契約までして、いざ、引越しの段階になって、駐車場が予想以上に狭いという事態になるのです。
ですので、必ず、契約前に実際に車を停めてみるか、どうしても駐車場の工事が終わる前に契約する必要があれば、車の大きさと駐車スペースをメジャーなどで測ってきっちり確認しておきましょう。
車が入れば大丈夫ではありません。フェンスで囲まれた状態でもドアが開くかを確認してくださいね。(今、スライドドアにお乗りであれば、開閉式のドアに買い換えた時に開くかをきっちり確認してください)
また、家の見学においては、立地や建物自体が気になってしまって、駐車場まで頭が回らない事も後で、トラブルになる原因の一つです。チェックするポイントなどはメモをして行くと漏れがないですね。
カーポートを付けるときに絶対に考えて欲しいこと
住み始めて、カーポートを付ける方は非常に多いです。
カーポートを付ける前に必ず確認しておいていただきたいことがあります。
カーポートは車だけの屋根でよいのかという事です。
意味不明なことを言っているように聞こえるかもしれませんが、例えば、建売に限らず戸建では、自転車置き場に悩むものです。
限られたスペースの中で、自転車置き場を確保するのに最適な場所は、車の後ろなのです。
そう考えると、カーポートは一般的な車1台用の長さのものではなく、少し長めのものにすれば、良いのです。
私は実際に思いつかなかったため、1台用のカーポートにしてしまい、自転車置き場に結構悩みました。(結果、無理やり車を前ギリギリに停めてカーポートの屋根の後ろギリギリに自転車を置いています)
今でも後悔していますので、皆さんは同じ失敗をしないでくださいね。
仮に、自転車をそこに停めなかったとしても、子供の外で遊ぶおもちゃを置いたり、ちょっとした屋根付きのスペースは非常に助かりますので。広めのカーポートはおすすめです。
いかがでしょうか。
駐車場もきちんと確認すれば、場合によっては有効なスペースになります。
車の出し入れ、乗り降りは日常の事ですので、スペースが確保できる、ストレスのない物件を選びましょう。
皆様がよい物件に出会われることを心からお祈りいたします。