建売住宅を買ってなぜ後悔するのか。3つの原因を考える

今の住まいは戸建ですか?マンションですか?

賃貸ですか?所有ですか?

よく、どれが一番得か?という話題の中では特に金額の比較で

戸建がいい、いや、マンションが得だ、所有がいい、いや賃貸が得だ

などなど、議論はつきませんよね。

結局はその人のライフスタイルに寄るわけです。

私は自身の経験から、迷わず戸建の所有をオススメします。

しかも、批判も多い、建売を強くオススメします。

なぜ建売を買って後悔したという声が多いのか

これには次のような原因が考えられます。

 

 

一つずつ見ていきましょう。

後悔した人はネットでつい書き込みをしたくなる

これは家選びに限ったことではありませんが、今の時代、批判やマイナスの口コミは

その多くが、ネットに投稿されます。

人間の心理として、不満があったり、怒っていたり、後悔していたり、その辛い感情は

誰かに伝えたいものですよね。

一方で、満足している場合は、その感情を世間に広く伝えようとはあまりしません。

つまり、ネット上には悪い評判が多くて当たり前なのです。

やはり、ネット上の評判は参考程度にし、結局は自分の目で見極めるのが

大切という事です。

 

大手住宅メーカーの注文住宅と比較して見劣りする

家を考えるとき、住宅展示場に行ったり、カタログを見たり、各社のホームページを

見たりして、いろいろと比較します。

もちろん私もしました。

大手ハウスメーカーの住宅は構造、内装、外装、各社特徴があり、どれも魅力的です。

それと比べ、一般に建売住宅はコストを抑えるためもあり、どれも「普通」といった

印象を受けました。

 お金に余裕があれば、大手ハウスメーカーの注文住宅がいいに決まっています!

やはり比較して、見劣りする点を、「後悔」という言葉に置き換えて評価している方も

いるのではないでしょうか。

 

実際に建物に問題があった

これは大きな問題です。

不満がある人がネットに評価する事は、先にも書きました。

しかし、やはり、建物に欠陥があったと指摘する声がある以上、

住宅会社にはきちんと正してもらう必要があります。

大手ハスウメーカーは工程管理も厳しく、それと比べれば建売住宅は

建設中に欠陥を見落とす確率は高くなると思われます。

 下記は欠陥の一例です。

  • ドアの立て付けが悪い
  • 入居数年で雨漏りがする
  • 床が傾斜している
  • 外壁のヒビ
  • 断熱材の施工不良

挙げればキリがありませんが、よくある欠陥の事例です。

専門家が調査をしない限り契約の段階で、事前に、欠陥を見つける事は

不可能に近いと思われます。

 

それでも私が建売をオススメする理由

お金をかければ良い家が建つのは当たり前で、庶民の私たちは

常にコストと得られるもののバランスを考えるべきです。

どんなに立派な家を建てても、ローンの支払が多く、毎月、毎日の生活が

厳しければ、それはいい選択だったとは言えませんよね。

(人生、先々、何があるか分かりません。余裕のある支払いを選択するべきです)

 建売の最大のメリットは価格が注文住宅より安い点です。

一方でデメリットは欠陥の「可能性」が注文住宅よりは高い点です。

誤解がないように補足しますが、ほとんどは欠陥はなく、きちんと完成しています。

ただ、大手の注文住宅と比べれば、欠陥が見つかる可能性は高いと思われます。

ならば、欠陥がある建売を買わない、また、万一後から欠陥が分かった場合、

すぐに対策をうてるならば、建売のデメリットはかなり小さくなります。

私が建売をオススメする理由はここにあります。対策があるのです

 

対策①内覧時に細かく見る

チェックすべき項目をあらかじめ決めておきます。

  • 床下
  • 基礎にヒビはないか
  • 床の傾き(何かを転がすなどでチェック)
  • ドアの開閉はスムーズか
  • 壁紙の貼り方(特につなぎ目や貼り終わり) など

とにかく見れるところは細かく見てください。

 

対策②ホームインスペクションを受ける。

いわゆる住宅診断の事で、資格を持った第三者が該当物件の

診断を行うことです。

可能であれば契約前に、住宅診断を実施し、欠陥がないか確認した上で

契約を検討してください。

しかし、住宅診断まで考えるということは、その物件がかなり気に入っている

ということですよね。そこまで気持ちが傾いているのであれば、契約、引渡しの後に

住宅診断を実施し、欠陥があれば、すぐに建売業者に補修を要求するという手もあります。

やはり、このような要求に応じるだけの資本的な体力のある業者を選ぶというのは

最低条件ですね。

 

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