建売の資産価値など気にする必要がない5つの理由

自分の家を持とうと思った時に、こういう気持ちになりませんでしたか?

この場所は開発が進んでいくから、将来価値が上がりそうだ!

この場所は駅にも近いから価値が下がることは無いだろう。

自分が住みたい場所の「価値」はやはり気になるものです。しかし、断言します。これから住むに当たって、将来的な価値は全く気にする必要はありません。その理由を私の体験に基づいて書いてみたいと思います。

駅から近いという価値

駅から近いというのはやはり助かりますよね。私の自宅も駅から徒歩5~6分です。なぜ、駅から近いといいのでしょうか。「通勤、通学などに便利だから」この点に尽きると思います。資産価値を考えてというよりも、これから始まる新しい生活の利便性のためです。つまり、日常生活で電車を使わないのであれば、駅から近い場所を選ぶ必要は全くないわけです。資産的な価値だけで判断することは意味がありません。たまに電車を使う程度であれば、駅までタクシーを使えば良いだけです。タクシー代はもったいなく感じますが、駅から遠い場所は一般的に価格は安くなりますので、駅近の物件との差額を考えれば間違いなくお得です。

木造住宅の価値

国土交通省の発表によると木造住宅の資産価値は10年で半分、15年で20%程度まで下がります。つまり、恐らく、長く住むであろう自宅です。立てた時点の資産価値は気にしても意味がありません。どうせ、下がるのですから。

土地の形

土地は形によってその資産価値が違います。形別の資産価値に関しては、割愛しますが、今の生活に合っていれば、資産価値など気にする必用はないのです。我が家も土地は旗竿地に近い形をしていて、主要道路から少し入り込んだ形をしています。しかし、当時、子供が小さかった我が家にとってはこの形はベストでした。仮に道路に大きく面していたら子供を外に出した時に、飛び出し、車にはねられるという最悪の事態も考えられます。今の形であったからこそ、飛び出す心配もなく安心して生活ができるのです。資産価値で見れば、低いかもしれませんが、生活を送る上での価値を考えれば、比べることすらバカバカしく思えます。

そもそも売るつもりですか?

転売で利益を出そうという考えでしたら、資産価値はしっかり考えるべきです。しかし、長く住むつもりであれば、買うときに何十年後の資産価値を考えて、悩むなど時間の無駄です!ご自分の生活にとって、便利で気に入った物件であれば、十分に価値があると言えるのです。家を買う事を考えるときに、売る時のプランまで考える方はまず居ません。でしたら、将来の価値はどうでも良い事と言えるでしょう。

近所付き合いという価値

ここまで資産価値はどうでも良いことを強調してきました。しかし、ご近所付き合いというものだけは慎重に判断してください。近所の方と折り合いが悪ければ、毎日が嫌になりますし、お隣の○○さんと顔を合わせたくないから、家を出たくないみたいな事になってしまったら最悪です。事前調査は難しいですが、不動産屋さんに調べてもらうことをオススメします。実は、私の自宅にも、不動産屋さんが訪ねてきたことがありました。近所の店の事を教えて欲しいという事で訪ねてきたのですが、恐らく近くに住みたい方の依頼で周辺に住む人を調べているのだとピンときました。これは是非やってください。

いかがでしょうか。

買うときに資産としての価値など全く気にする必用はないのです。それよりもこれから長くそこで住むことになるわけですから、これからのご自身の生活にとって価値があるかどうかを全力で見極めてください。

よいマイホームが見つかることをお祈りしています。

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