庭にチャドクガが発生!実際の駆除方法から予防までを徹底解説

建売で買った自宅をおしゃれにしていきたく、庭で植物を育てています。そんな我が家の庭を恐怖のどん底に陥れる事件が発生しました。チャドクガという害虫の発生です。今回はその駆除から、予防法まで詳細に書いてみたいと思います。

チャドクガの発生

7月某日庭に植えている椿に毛虫が大量発生しました。大きさは10cm程度。数は数え切れないほどでしたが、葉の裏を中心にとにかく大量に発生していました。気持ち悪いという言葉だけでは済まされないくらいで、一刻も早く駆除しなければならない状況です。

まずはその生態を調べる

出典:公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会 庭の刺す毛虫、刺さない毛虫より引用

https://www.jataff.jp/konchu/kemushi/index.html

チャドクガはその名の通り「ガ」の一種で、その幼虫が今回我が家で発生した毛虫です。その体は「毒針毛」と呼ばれる毛で覆われており、この毛が人の皮膚に触れてしまうと炎症を起こし強いかゆみなどを引き起こします。

一方でこの毛虫自体は殺虫剤で簡単に退治ができます。しかし、毛虫を退治しても毒針毛という毛が飛び散ると、誰かに付く恐れがあるというかなり困った状態でした。

 

対策を調べる

どうやって駆除すべきか?必死に調べました。毒針毛を舞散らさずに駆除する方法は、専門家に頼るしか無いように感じ、手当たり次第に電話しました。しかし…あいにく、どの業者も来てくれるのが1週間先程度。そんなに待てません。ちなみに、専門業者の話では、業者でもある程度毒針毛で被害が出る覚悟で駆除をするとの話でした。

とにかく、1週間も待てませんので、自分でやる決意をしたわけです。

準備したのは次のものです。

  • 殺虫剤
  • かっぱ、水中メガネ
  • ゴム手袋
  • ビニール袋
  • サランラップ
  • ガムテープ

殺虫剤は当然、毛虫を退治するためのものです。かっぱ水中メガネは毒針毛から身を守るためのもので、毛がとんだ時に皮膚につかないようにする目的です。ゴム手袋も同じですね。ビニールは二つの意味で準備しました。飛び散った毛が服や靴に付けば、それを家に持ち込むことになります。ですので、靴の上をビニールで覆って、防御します。また、退治した毛虫をビニールに包んで捨てる事も必須です。サランラップも徹底的に皮膚を出さないようにするために補助的に使いました。ガムテープは駆除したあとに、家に入る前に、体をベタベタやって、付いているかもしれない毛を取り除く目的です。

駆除実行

ここからは実際私がやった時の手順です。

まず、かっぱを着て体や服に毛がつかないように防御します。水中メガネを付け目も守ってください。細かい部分はサランラップで覆い、絶対に皮膚や服に毛がつかないように注意しました。準備が整ったら、実行です。

まず、ビニールに殺虫剤をふりかけます。チャドクガがいる部分を慎重にビニールで覆いながら切り取り、素早く口を結んで封じ込めます。これを繰り返し全てのチャドクガを取り除いていくのです。絶対にやってはいけないことは、殺虫剤を直接ふりかける事です。チャドクガは退治できても毛が飛び散ってしまい被害が拡大します。

ここまで完了したら、後はかっぱや靴を覆ったビニールは全て捨ててしまいます。もちろん家に入る前に捨ててくださいね。最後にかっぱを脱いだ後、服をガムテープでベタベタやって、付いているかもしれない毛を取り除きます。最後の最後に庭に落ちているかもしれない毛を無害化させるため、沸騰させたお湯を手当たり次第にまきます。これで完了となります。何とか、私自身も含めて誰も被害を出さずに駆除に成功しました。

 チャドクガは予防はできるのか?

予防できます。木の根元に定期的に、殺虫効果のある顆粒の薬剤をまき、仕上げに水を掛けます。これで、木が虫を寄せ付けなくなるため、まず、チャドクガが発生することはありません。定期的に使っているのはこれです。

 

念のため、先ほどの殺虫剤を4月以降、定期的に振りかけておけば完璧でしょう。予防も含めて使っている毛虫対策の殺虫剤はこれです。2週間に1回程度、掛けるようにしています。

 いかがでしょうか。

これまで、空き巣や不審者に対してはセキュリティをかなり考えてきました。我が家の格安セキュリティに関してはこちらをご覧下さい。

しかし、庭に発生する害虫に関しては、発生してしまったらかなり厄介です。とくにチャドクガはとにかく気持ち悪いという以外に言葉がありません。

庭で植物を育てられる方は、来る可能性のある害虫を調べた上で、予防をすることをオススメします。

 

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